
RAPICOMは一般的な手法とは異なる通信高速化手法を採用することで、従来の
RAPICOMは独自のIPパケットの論理多重と効率的な通信制御により、パケットの高密度化を行い、遅延が大きいWANにおける実効帯域を拡大させます。特に、国内長距離、海外との通信などの高遅延環境においても数倍から数十倍の高速化、および、パケットロス等によるTCPセッションが切断されにくくなるというチャネル安定化を実現します。
また、ストリームデータ圧縮による通信量の削減、データ暗号化によるセキュリティの確保も同時に行なうことで通信インフラの効率的な活用をサポートします。
■一般的な通信
一般的な通信では長距離通信やパケットの伝送遅延によって、潜在的な帯域に余裕があっても通信端点のバッファリングやTCPプロトコルの仕様によって性能が出ないのが実状です。
■RAPICOMを利用した「セッション多重伝送」
RAPICOMは送信元で通信経路を多数の小さな論理通信路(チャネル)に分離し、送信先で復元を行い、そのチャネル間を確率的手法によって高精度な制御を行うことで、映像、音声、大容量のデータバックアップなど従来方式では効果が出ない通信や、データ圧縮効果が期待できない高圧縮映像などにも有効な高速化手法です。
※ファルコンエンジン(FALCON ENGINE):当社が組込用途に独自開発したIP多重化高密度伝送ソフトウェアモジュール
■一般的な通信と「セッション多重伝送」の構造比較図
非効率なデータの流れをしている通常の通信に比べ、RAPICOMのセッション多重伝送技術は、圧縮によりデータ量の削除を行い、独自の制御技術により、空いている帯域を有効に活用することで、効率の良いデータ通信を実現しています。
※本技術によってデータを1/2に圧縮できた場合の例です。
本製品の平均的な圧縮率:■文書データ 1/5~1/10 ■高圧縮画像・映像 1/1 ■その他コンテンツ 1/1~1/10程度
■一般通信とRAPICOMのセッション多重伝送の比較例
例1)国内通信
Windows XP <---> Windows 2003 Server 10~20msecのパケット往復遅延(RTT)

例2)海外通信
Windows XP <---> Windows 2003 Server 400msecのパケット往復遅延(RTT)

情報社会となったグローバルな企業活動では、WANの回線遅延のためネットワークシステムに大きな影響を及ぼし、生産性の向上に支障をきたしています。
従来技術では解決できなかった様々なWANを経由することで生じる問題をRAPICOMを活用することで、改善し無駄なIT投資の削減、ICT化の促進による利益の享受が期待できます。

